砂型鋳造によるアルミ構造部品の試作

- ダイカストより少ない初期費用+短納期

- 最小肉厚2mmを実現が可能

- 設計段階から開発をサポート

サービス

自動車用アルミボディ・シャーシの試作開発のトータルソリューションを提供します。

アルミ構造部品の普及が進んでいる欧米のOEM向けに多くの製作実績があります。

エンジニアリング

欧米OEM向けの経験を元に、アルミ製ホワイトボディ・シャーシ部品の開発を設計段階からサポートします。製品形状と鋳造型の設計を行い、FEM解析で最適な鋳造設計を検証します。製品形状の提案も可能です。ダイカストでの量産を見据えているユーザーには、量産用金型の設計～内製での製作までの広い提案が可能です。

製品設計～低圧砂型鋳造による試作～量産用金型の製作までのトータルソリューションを提供します。

砂型鋳造での試作

ダイカストと比較して、少ない初期費用と短納期でアルミ構造部品を製造する事が可能です。独自の低圧砂型鋳造技術で最小肉厚2mmの実現が可能です。また、設計変更も容易な事から、試作に最適なプロセスです。通常の木型に加え、砂の3Dプリンターによる砂型の直接造形（DMP）を組み合わせる事で短納期対応が可能です。ダイカストでの量産を見据えた試作の場合は、特殊な熱処理で比較検証できる機械的性質を出します。

低圧砂型鋳造によるアルミ構造部品の小ロット生産は柔軟な調達を可能とします。生産台数が少ない場合はダイカストと比較してコストメリットがあります。また、砂型鋳造による製造は設計の自由度が高い事もメリットです。

独自の低圧砂型鋳造技術は再現性が高く、品質が安定しております。限定車など生産台数が少ない用途に最適です。1部品あたり、最大で年間3,000個まで対応可能です。

砂型鋳造での小ロット生産

サービス

GKについて

GK=Grunewald+Kimura

2018年～Grunewald（ドイツ）と木村鋳造所（静岡県）は砂型鋳造による試作品のワンストプソリューションを目指して、砂の3Dプリンターを用いた砂型直接造形（DMP）で協業をスタートしました。鋳鉄・鋳鋼・アルミ鋳造に加えて機械加工～品質保証までのトータルソリューションを日本、ドイツ、アメリカの製造拠点からグローバルに提供してきました。自動車、航空宇宙、エネルギーなどの様々な産業を砂型鋳造による試作開発でサポートしてきました。

2020年～日本での活動を本格化

Grunewaldはアルミボディ・シャーシ鋳造品を得意としており、普及が進んでいる欧米OEM向けに15年以上前から設計段階～ソリューションを提供してきました。この経験を元に木村鋳造所と共に日本市場へのソリューションの提供を開始しました。独自の低圧砂型鋳造技術はLongitudinal beamなどの1mを超える構造部品でも最小肉厚2mmの実現が可能です。

GKは欧米OEMとの開発経験を元に、低圧砂型鋳造でアルミボディ・シャーシの開発をサポートします。

GKについて